広島弁護士会消費者問題対策委員会は、消費者被害の予防のため「消費者劇」を学校や起業のご依頼で行っています。
悪質商法に被害に遭わないためには、その手口を知っておき「あっこれはもしかして…」と思えれば未然に防ぐことが容易です。そのため、劇で実際の悪質商法の手口を演じることで、楽しく分かりやすく学んでいただけるということで、活動しています。
脚本も弁護士が実際の事件を題材に書き下ろし、出演も全て弁護士が業務の傍ら一所懸命練習して臨んでいます。
令和6年10月27日(日)も、来年度新社会人となる学生へ向けて消費者劇を行いました。
今回の題材は、エステでのトラブル(中途解約したら多額の賠償金請求)と闇バイト被害(安易にSNSで闇バイトを行ったら強迫されて強盗まで…)という脚本でした。
ここ数年…、流れ上、脚本は全て私の担当だったのですが、今回は、新進気鋭の別の弁護士が担当してくれて、感謝感謝で、演劇の方に集中しました!
今回は裏方も含めて弁護士6名の参加で…、どうしても全員業務の合間をみて集まっての練習になってしまうので、練習不足となり…、直前まで会場で読み合わせをしていました。
私は台詞が少ないのと、奥の手があったのでそんな皆をニコニコ見守りながら写真を撮ってます。

劇は無事終わりました。
私は、エステの悪徳美容形成外科医を演じました!(↓写真右)
悪そうに見えますよね!!
奥の手は、カルテに見せかけたカンニングペーパーです(笑)。

消費者被害は中々被害救済に至らないケースもあり、歯がゆい思いをすることも多いです。
だからこそ、被害の予防がとても重要なので、これからも、劇!頑張っていきます。