2024年6月7日(金)、日弁連シンポジウム「安全なマンションに居住する権利」の実現~共用部分の欠陥の100%の補修を目指して~を下記要領で開催いたします。
私も所属する日弁連消費者問題対策委員会土地住宅部会が企画・準備しているシンポジウムで、私も基調報告とパネルディスカッションのパネリストを担当させていただきます。

事前申し込みは不要で、ウェビナー参加用のURLは下記専用サイトで当日公開されます。
日本弁護士連合会:シンポジウム「安全なマンションに居住する権利」の実現-共用部分の欠陥の100%の補修を目指して- (nichibenren.or.jp)
マンションの共用部分に欠陥があった場合、総会決議を行って管理組合(理事長)が、補修のための損害賠償を一括行使して訴訟を提起することが実務上一般的かと思います。
しかし、管理組合(理事長)による訴訟提起を否定する判決があらわれ、、マンション管理実務に衝撃を与えました。その後、区分所有法改正の審議において、この問題も取り上げられ改正が検討されていますが、その改正内容は、管理組合に補修費用が全額入らず補修ができなくなるのではないかと危惧される内容となっております。
そこで、日弁連は、本改正における問題点を整理し、マンションの共用部分に欠陥があった場合に、得られた損害賠償金で実効的な修繕を現実に行い得るために、よりよい改正を求め、学者の方をまじえて議論したいと考えております。
多くの方の御参加お願い致します。
記
日時 令和6月7日(金)17時45分~20時
「安全なマンションに居住する権利」の実現~共用部分の欠陥の100%補修を目指して
場所 弁護士会館(東京)※先着30名+zoom配信 事前申込不要
1.基調報告「区分所有法改正要綱案第1.6の概要と問題の所在」
報告者:森友隆成(日弁連消費者問題対策委員会副委員長)
折田泰宏(京都弁護士会・元マンション学会会長)
2.事例報告
報告者:神崎哲(日弁連消費者問題対策委員会幹事)
報告事例マンション管理組合提訴時理事長
3.パネルディスカッション
コーディネーター
水谷大太郎(日弁連消費者問題対策委員会委員)
パネリスト
鎌野邦樹氏(早稲田大学名誉教授)
花房博文氏(創価大学法科大学院教授)
折田泰宏氏(京都弁護士会、元日本マンション学会会長)
森友隆成(日弁連消費者問題対策委員会副委員長)