令和6年6月7日、私も所属している日弁連消費者問題対策委員会土地住宅部会が企画していた日弁連シンポジウム「安全なマンションに居住する権利」の実現~共用部分の欠陥の100%の補修を目指して~が開催され、多くの方に御参加いただき、無事終えることができました。
私は、基調報告とパネルディスカッションのパネラーを担当させていただきました。鎌野邦樹早稲田大学名教授、花房博文創価大学法科大学院教授、マンション訴訟を数多く扱われている京都弁護士会の折田泰宏弁護士というこの問題の第一人者の方々と一緒にパネルディスカッションを担当させていただき、大変緊張しましたが、とても良い経験をさせていただきました。
私自身は、基調報告で持ち時間を超過してしまい…、のちのパネルディスカッションのコーディーネーターに時間配分で迷惑をかけてしまって反省も多いですが、能登半島地震をうけて今年4月に日弁連シンポジウム「すべての戸建住宅に構造計算を!Part2」を開催し、2ヶ月間のうちにシンポジウムを2回で…まぁ頑張ったかなと思います(笑)。
ただ、今回のシンポジウムはあくまで、区分所有法改正要綱のうち「共用部分等に係る請求権の行使の円滑化」について、問題点を明らかにし、よりよい改正を求める提言を行うものですので、休むことなく、マンション共用部分の100%補修の実現のために取り組んでいきたいと思います。
