令和6年7月24日~26日の3日間、広島県消費生活相談技術高度化研修の講師を担当しました。
この研修は、広島県・各市町村の消費生活センター相談員さんの相談技術の高度化をはかるため開催されており、私も何度か講師や助言弁護士を担当させていただいたことがあります。
今回は、令和6年度第1回の研修ということでしたので「消費生活相談に必要な法知識」と題して、広く、民法や消費者契約法、特定商取引法など相談員さんたちが日々の相談業務に対応する中で必要な法知識について、ケースなどをまじえて講義させていただきました。

私から講義をさせていただきましたが、日々悪質商法に最前線で対峙されている相談員さんからも、現在多く発生している悪質商法の手口の情報や鋭いご質問をいただき、私自身も良い勉強になりました。
また、もう顔なじみの相談員さんたちは別ですが、やはり弁護士に相談するのは相談員さんにとっても敷居が高いというお話を頂き、日々、相談者に寄り添って相談業務にあたる相談員さんには頭が下がる思いですので、もっと、身近な存在で寄り添い続けたいなと思いました。
同じ話を3日間連続でするのは中々難しく、最終日は喉がガラガラになりましたが、のど飴をなめながら頑張りました!
