はじめて書道展に行ってきました。

知り合いの建築士の方が出展されているということをお聞きし、「三十五周年記念晃月会書道展」(令和6年5月22日~26日。はつかいち美術ギャラリー)に行って参りました。

建築関係の事件を数多く一緒に担当させていただいたり、100名城スタンプラリーのスタンプを集める旅に毎年ご一緒させていただくなど、公私にわたり大変お世話になっている方で、温厚で人柄も素晴らしく、こんなおじいちゃんになりたいなと、とても尊敬している方です(おじいちゃんとか言っていたら怒られますね…)。

茶道や漆などにも多才に取り組んでおられ、ご高齢にもかかわらず、最近は、書道を習い始められたということで…、そのバイタリティはどこからくるのでしょうか。

先生の作品です。

「見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ」藤原定家

なんとなく、文字にも先生のお人柄がにじみ出ておられました。

書道展というものははじめてだったのですが、先生の作品以外にも、数多くの素晴らしい作品ばかりで、全く分からないなりに、「いいな」と素直に感じるとてもよい体験をさせていただきました。

また、色々な企画があり、藤原道長と紫式部の歌が並べておいてあるコーナーでは、同伴者と大河ドラマのワンシーンを思い出して自分たちなりの解釈の話をして盛り上がったり、楽しく過ごすことができました。

子供じみた感想かもしれませんが、綺麗な文字でこんな風に書けたら格好いいだろうな…と改めて思いましたので、今後、綺麗な文字を書くことを心がけてみようと思います。まずは、メモ書きなどの文字を事務員さんが苦労せずに読めるところから始めてみようと思います。

早速、先生へ、会場から「多才ですね!」とご連絡したら、「多才ではなく、ダサいです」と返ってきました…。ギャグのセンスはまだまだのようです…。